演算子

■ 演算子


はじめに


演算子には、「算術演算子」、「代入演算子」、「比較演算子」、「論理演算子」などがあります。
この演算子を使い「式」を作ることが可能です。
「算術演算子」「代入演算子」 を使えば 「計算式」 になり、
「比較演算子」 を使えば 「条件式」 になり、
「論理演算子」 を使えば 「論理式」 になります。

算術演算子


記号 機能
+ 加算
減算
* 乗算
/ 除算
% 剰余

「算術演算子」を使い計算式を作ります。

int i = 0; 

// 10 と 5 を加算した結果(15)を、変数「i」に代入 
i = 10 + 5;
文字列の連結
文字列を使い、「+」の演算子で計算式を作ることが可能です。
この場合、加算ではなく文字列の連結となりますので注意してください。
String a = "ABC"; 
String b = a + "DEF"; // 変数bには、連結結果の文字列("ABCDEF")が保持される。

代入演算子


代入演算子は、変数に代入する値に何かしらの計算を行い、その結果を再び同じ変数に代入する際に便利です。

記号 機能 意味
A += B AとBを足してAに代入 A = A+B
A -= B AからBを引いてAに代入 A = A-B
A*=B AとBを掛け合わせてAに代入 A = A*B
A /= B AをBで割りAに代入 A = A/B
A %= B AをBで割りその余りをAに代入 A = A%B
A++ (インクリメント) Aから値を1増やす A+1
Aーー (デクリメント) Aから値を1減らす A-1

代入演算子を使い、条件式を作ります。

int a = 10; a += 5; 
// 結果は15 a -= 3; 
// 結果は7 a *= 4; 
// 結果は40 a /= 2; 
// 結果は5 a %= 6; 
// 結果は4

比較演算子


比較演算子は、左辺と右辺を比較し、数字の大小などを評価します。そして結果として真(true)か偽(false)の値を取ります。

記号 機能 別名
A == B AとBが等しい時にtrue eq
A != B AとBが等しくない時にtrue ne,neq
A > B AがBより大きい時にtrue gt
A < B AがBより小さい時にtrue lt
A >= B AがBより大きいか等しい時にtrue gte,ge
A <= B AがBより小さいか等しい時にtrue lte,le
文字列の比較
文字列の比較は特別です。 文字列は、比較演算子で比較することはできません。
文字列を比較する際は、Stringクラスにある「 equals 」という名前のメソッド(関数)を利用します。

【サンプル: 比較演算子】

// 変数「i」の値が 1 の場合は 真(true)、1 でない場合は 偽(false) となる。 
i == 1; 

int i = 1; 
// 変数「i」の値が 1 の場合は 真(true)、1 でない場合は 偽(false) となる。 
System.out.println(i == 1); 

i = 2; 
System.out.println(i != 1);

【出力結果】

true 
true

論理演算子


論理演算子は複数の比較演算子の結果を組み合わせる場合に使用されます。
そのため、左辺や右辺には比較演算式が入ります。
そしてその左辺と右辺を比べた結果として、真(true)か偽(false)の値を取ります。

記号 機能
A && B AとBが共にtrueの場合にtrue (かつ)
A ll B AかBのどちらかがtrueの場合にtrue(または)
!A Aがtrueでないときにtrue(ではない)

記号の読み方

  • & = アンパサンド
  • | = パイプライン or パイプ
  • ! = エクスクラメーションマーク

※上記 A || B の記号説明ではbacklogにおけるマークダウン適用上の理由により、「l(小文字のエル)」を使用していますが、
実際の使用時は「 | (パイプライン or パイプ)」を使用しますのでご注意ください。

比較演算子、論理演算子を使い論理式を作ります。

【サンプル: 論理演算子】

// 「i >= 5」と「i <= 20」のどちらも正しければ 真(true)、それ以外の場合は 偽(false) となる。 
int i = 10; 
System.out.println(i >= 5 && i <= 20); 

// 「a > 20」と「b < 30」のどちらかが正しければ 真(true)、どちらも正しくない場合は 偽(false) となる。 
int a = 10; 
int b = 20; 
System.out.println(a > 20 || b < 30); 

// 「i < 20」の結果が「!」によって否定される。 
int i = 10; 
System.out.println(!(i < 20));

【出力結果】

true 
true 
false

ポイント

式の評価は、演算子の優先順位に従いながら 左から 行われます。
複数の演算子が含まれる式を記述する場合、どの順番で計算が行われるのか注意しましょう。
上記の「 a > 20 || b < 30 」の式の場合は以下の順序になります。

  • 優先順位1「>」と「<」
  • 優先順位2 「ll」

課題


提出ファイル

「JavaStudy」ディレクトリの中に「1-3」というディレクトリを作成し、そこに課題を作成してください。
ファイル階層は
Windowsなら  C:\LetsEngineer\curriculum\JavaStudy\1-3\
Macなら    /Users/※ユーザー名※/LetsEngineer/curriculum/JavaStudy/1-3/
になります。

・Task1_3.java (下記コードをコピーしてください)
・Task1_3.class (コンパイル時に生成されます)
/**
 * Task1-3 : 課題内容
 *
 * 本課題では、演算子の使い方を学んでいきましょう。
 * 問①から問⑦まであります。
 * 指定された数値、式、変数名を守って記述してください。
 *
 * 問③,⑤については、コメントを入れてください。
 * 問⑦については、変数名を使って出力してください。
 *
 */
public class Task1_3 {

    public static void main(String[] args) {

        // ① 5 と 10 を加算した値を代入する、変数 plus を作成しなさい。

        // ② 20 から 7 を減算した値を代入する、変数 minus を作成しなさい。

        // ③下記の処理について、何をしているのかコメントを記入してください。
        // [ここへ記述]
        int multiply = 10 * 2;

        // ④ 20 を 6 で割った余りを代入する、変数 remi を作成しなさい。

        // ⑤下記の処理について、何をしているのかコメントを記入してください
        // [ここへ記述]
        String town = "有楽町";
        String line = "線";

        // ⑥ ⑤で作成した変数を連結させた値を代入する変数 train を作成しなさい。

        // ⑦ 変数plus, minus, multiply, remi, train をそれぞれ出力しなさい。

    }
}
以下の添付画像のようにコンソールへ出力されるよう課題を実施し提出してください。
※windowsの方で 漢字が表示されない 場合は、ローマ字で記述してください。

コンパイルと実行の仕方については下記を確認しましょう。
Hello Worldを出してみる(Windowsの方)
Hello Worldを出してみる(Macの方)
提出方法については、カリキュラムの課題提出方法の通りにお願いします。

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