IT業界の人材が不足している理由とは?今後の動向も合わして徹底解剖

昨今のIT企業はもっとも成長している業界であり、転職先人気上昇率には目を見張るものがあります。IT業界は近年大きな成長を遂げて普段の生活から切っても切り離せないものとなって久しいです。

それに伴いIT企業は非常に人気がある職業になりつつあり、多くの需要を生み出しています。ですが世の中ではIT人材不足が深刻な問題となり、世界では優秀なIT人材の獲得競争が激化しています。この記事ではIT人材不足とこれからの展望について分かり易く解説していきます。

現在のIT業界の実態

IT業界といっても一つに括ることはできません。多くの業務内容があり、大きく分けると「インターネット・Web業界」「通信業界」「ソフトウェア業界」「ハードウェア業界」「情報処理サービス業界」の5つになります。  

これまでITの業界は人材が定着しにくいと言われてきました。その理由としてエンジニアの業界には「3K」と言われる言葉があるように労働環境のきつさや環境の悪さが際立っていたのも事実ではあります。3つのKですね。きつい、帰れない、給料が低いです。

しかし、最近のIT企業の労働環境は改善されているところがほとんどで、エンジニアの若者離れは解消され来つつあります。また、経済産業省が発表した「DXレポート」では2025年頃にはIT人材不足が43万人に達するとも言われています。

DXとはデジタルトランスフォーメーションの略でありIT技術が世の中を明るくするという考え方です。2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱したと言われています。

さてそれでは人員の確保が熾烈になっているIT業界では、もはや大企業だけでなく多くの中小企業がITで市場を目指している中で個々のITリテラシーが非常に重要になってきていてその差がその人の価値を決めると言っても過言ではありません。

IT人材の人余りとは

IT業界の人材不足はよく言われることですが、それと同時にIT人材が余るとも言われています。 先ほど「DXレポート」について紹介しましたが、経済産業省が4月に発表した「IT人材需給に関する調査」でも、2030年にはIT人材が45万人不足すると予想されています。

日本経済自体が空前の人材不足と言われている中で、特にIT業界では多くの人材確保が熾烈に行われていることはご存知ではないでしょうか。

では人材不足と同時に起きるじ『人余り』とは一体なんなのか。それは人材は不足が顕著化していく一方で実はテクノロジーの進化についていけないエンジニアも増えてくると言うことです。

ITの世界、とりわけweb関連に関しても技術の進化が絶え間なく起こります。 その技術レベルに追いつく事ができず用済みになってしまった人材がこの人あまりの正体なんです。つまり現場で使えないエンジニアが、これからもどんどん増えていくのではないかと言われているのです。

IT人材が不足してしまう5つの理由

先ほどIT業界の人材不足について簡単にご紹介してきましたが、具体的にはどんな理由が関係しているかご紹介していきます。

理由1:WEB業界・IT市場そのものの大幅な成長

ITやwebの業界はその時代の技術がずっと続くことはありません。常に進化し続けます。 エンジニアが余るお話でもしましたが、web業界の人材確保が難しいのもIT業界のニーズは常に変化し続けていくからです。

実際に一人当たりのIT業界有効求人倍率は年々右肩上がりに増えつつあります。リーマンショック(2009)以降徐々に経済を回復してきた日本はついに2017年にバブル期の有効求人倍率(1.46倍)を超えました。

さらに同時期の完全離職率は2.8%まで下がり就職活動で言えば完全に売り手市場になったと言えるでしょう。

特に専門的な知識を要する職種に関して言えば人手不足が加速しすぎた状態になっており、前代未聞の売り手市場状態になっていると言えます。この中でもひときわ高いのがIT分野に関わる情報処理・通信業者です。

IT業界に絞って数値を取り出してみるとIT業界の有効求人倍率は2.77倍ととてつもなく高い数字になっているのです。一般の有効求人倍率より約2倍も高くなっていてそれほどIT業界が成長し続けていると言えるでしょう。

理由2:既存のIT技術者の高齢化・定年

巷では少子高齢化で色々な産業に影響が出始めています。IT産業もその筆頭でありその影響を大きく受けている状態です。

労働力人口が高齢化によって減少している一方でIT人材の需要が劇的に増加していることが大きな理由の1つではないでしょうか。

理由3:IT技術者の仕事へのネガティブなイメージ

エンジニアの仕事と言うとどんなイメージを持っていますか?もくもくとパソコンの前で一日を過ごし残業も多くどちらかと言うと暗いイメージを持つ人が大半です。昔の話ではありますがかつてITエンジニアは『IT土木』と揶揄されていた時代もあるほどです。

この様なネガティブなイメージは徐々に払拭されてきており今ではなりたい職業のトップに君臨するほどです。とは言ってもエンジニアになるにはそれなりの心理的なハードルが存在しているのも事実ではあります。

理由4:IT技術者の年収の低さ

エンジニアに高度なスキルが必要なことは周知のことかなと思います。ですが支払われる賃金は働く時間換算でそんなに多くありません。

  そしてエンジニアはかなりの時間を仕事にコミットしています。しかし全てのエンジニアで年収が低いのではありません。

上流工程のエンジニアになりスキル的にも申し分なく、かつマーケティングや営業ができる様になれば更に高い報酬を得ることもできるのがエンジニアという職業ですね。

理由5:WEB・IT技術の変化の速さ

web・IT関連の進歩は急速で身の回りのものがどんどん便利になっているます。Amazonが出したAmazon Echoではスピーカーに話しかけるだけで音楽を流したり買い物をしたりしてくれます。AI搭載の洗濯機やエアコンでさえインターネットを使って遠く離れた遠隔で操作できるようになりました。

何でもありになったインターネットの世界では今まで誰も感じた事がないようなスピードで変化が進んでいるのです。その変化に対応していけるエンジニアがこれから重宝されるのと同時にITエンジニアになるハードルを上げている理由でもあるのです。

今後のIT業界の動向

IT業界は人気な職種の1つになって久しいです。多くの学生や転職希望者がITの世界を目指して最近ではIT業界の転職についてのyoutubeが上がるようになってきました。今や日本の子供の人気就職先とランクつけられているほどです。

その人気の理由としては今後の発展が期待されており、今後の将来性がとても大きいものであるからでしょう。例えば世界大手であるECサイトAmazonなどの企業では積極的に事務処理や経理などの事務的な仕事にAIを取り入れています。 またクラウドサービスもますます発展していく産業となっていきますので今後の期待ができる企業も多くありそうですね。

今やITとビジネスは切っても切り離せない関係になっていますのでIT関係の仕事でなくてもその変化に敏感になっておくべきでしょう。

ホワイトなIT企業に就職するために必要な方法

将来ITの世界へ転職しようと考えている人も多いと思います。ですが昔からのエンジニアのイメージは暗くてあまり仕事場の環境も良くないイメージではないでしょうか。確かにそういった現場もあります。ですが実際は現場によりけりでありいい環境でずっと仕事ができるエンジニアも多くいます。ではどういった人たちがホワイトな企業が就職できるのでしょうか?

それは自分で行動できる人材です。

もしあなたが企業の採用担当で二人の応募者を見るとします。Aさんは自分でかなりしっくりくるポートフォリオを作成してきました。エンジニアとして働くことは今の現在では無理でも相当無理して自分で調べて来ました。採用担当者にしたら技術も経験もソコソコの人材だとしましょう。

一方のBさんは1年半webエンジニアとして活動し以前使っていたポートフォリオを持ってきました。採用担当者から見て確かにBさんの方がしっかりしたポートフォリオを持ってきたでしょう。ですがそれは1年半現場を積んでいる人間が作っているものなのです。そんなものかと採用担当者は思うでしょう。

そしてAさんが作ったものは初心者なりには採用担当の目に留まるものでした。実務経験を積んだ訳ではなく自分で必死になって調べて作成したポートフォリオが採油お担当の目にはどのように映るかと言うと努力の結晶に見えるのです。結果どちらを採用したかはもうお分かりだと 思います。

つまり採用担当はエンジニアとして自走し企業に貢献してくれる人材が欲しいのです。自分で調べて自らの力に変えることができるエンジニアを企業が求めているのです。ホワイト企業が求めている人材もそのような努力家エンジニアなのです。

方法1:自社サービスを開発している企業を選ぶ

まずは自分のスキルを大いに伸ばしていきたいなら自社開発をしている会社を目指してみましょう。

自社開発のメリットとしてはいくつかあり大きなもので言えばスキルアップしやすい環境です。新しい開発環境にチャレンジできるので今まで触れなかった技術や経験を得ることができるようになります。

また企業がエンジニアの評価をしやすいので報酬が上がりやすいのもメリットとしてあげられます。エンジニアは仕事量が多いのに給料が少ないと言う話は聞いたことがあると思いますが、それは下請けの会社が特にそうなりやすい傾向にあります。

最初から自社サービスを展開している企業に入るのはかなりスキル感的にも難しいとは思いますが、エンジニア人生を楽しむにもぜひ目指していきたいところではあります。

方法2:企業の評判を事前に調べる

IT系は確かに高級取りの1000万プレイヤーもいます。ですがIT系にもいくつかの職種があるのでピンキリ感があるのは否めません。

例えばIT系でもコールセンターの対応スタッフだと390万とかで、一方でITコンサルタントにもなると年収は1000万近くにもなります。

IT系にも収入に開きがあるので事前にしっかりと平均年収やキャリア、仕事内容を下調べしておく必要があります。入社してからこんなはずじゃないのにとがっかりすることはなるべく避けた方が良いですよね。

方法3:面接で質問してみる

就活でほぼほぼ必ず通る逆質問コーナーでは必ず質問をしましょう。担当者の印象に残りやすいだけでなく社内の現状を探る良い機会にもなります。

しかし何も準備していないと何を聞いて良いか分からないしどうやって聞けば良いのか分からないので折角 のチャンスが無駄になってしまいます。ここでは3つのするべき質問をあげていきます。うまく質問して自分の熱意を採用担当者に伝えられるようにしておきましょう。

まず1つ目は「入社前に学習しておくべき技術はありますか??」 自分が現場に入って少しでも良いスタートを切れるように自力でで学習する姿勢は採用担当者の目に良い印象で映るでしょう。少しでもアップデートして行く姿勢を見せていきましょう。

2つ目は「勉強会を開催できれば良いのですが??」この質問は自分で学習するだけではなく周りにアウトプットして貢献する気持ちがある姿勢を見せることができます。

いつも自分のことしか考えていない人と一緒に働きたいでしょうか?採用担当者も一緒に働く社員なのでやはり気になることは一緒なはずです。

最後は「エンジニアの方で事業企画に参加している方はいますか??」です。この質問は自分の今後の意思を採用担当者に認識づけられるだけでなく、その会社がどれだけ新規サービスに力を入れているかを探ることができます。新しいサービスに力を入れているようであればどんどん新人を入れることでしょうしそうでなければ期待するような返答はないはずです。

面接での逆質問は応募者の最終意思を確認するようなステージだと思ってください。逆質問でヒヤリとするのではなくチャンスに変えて力に変えましょう。

まとめ

IT人材の問題に関してここまで触れてきましたが、日本のIT産業が人材不足でありながらどれだけ需要があり成長する伸び代があるのかをご理解いただけたかなと思います。

ITと日々の生活は切っても切り離せません。どれだけITと離れていても自分が苦しくなるか周りから取り残されていくだけになります。それであれば自分自身がITを駆使して社会を作っていく 人員に回った方がより良い社会になると思いませんか??スマートフォンが分からないからと避けて通るような人材になってはいけません。

むしろそのベースを作るような人間になり自分の人生をいきられる人間になった方がよっぽど仕事の価値も上がるはずです。自分の生きるスキルだと思って、自分の市場価値を高める世界がIT業界にあることを感じ取ってもらえれば幸いです。

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