INSERT文
はじめに
INSERT文は、SQLのなかでもデータ操作言語と呼ばれ、データベース内にデータを新規登録する命令です。
INSERT文を使用することによって、テーブルにデータを持たせることができるようになります。
Step1: 概念を知る
- INSERT文
- テーブルにデータを挿入する際に用います。
INSERT INTO "テーブル名" (列名1, 列名2, ・・・ ) VALUES (値1, 値2, ・・・ )
Step2: 使い方を知る
では、さっそくテーブルにデータを挿入してみましょう。
解説
INSERT INTO
を宣言し、テーブル名person
をつけます。- カラム名を
()
内に列挙します。 - カラム名に対応する値を順に、テーブル定義に合わせて
()
内に列挙します。
実行して構文にエラーがなければテーブルにデータが挿入されます。
これで、データを体系的に扱うことができるようになります。
おまけ
実際にデータがテーブルに挿入されたかどうかは、 SELECT文
を使って確認することができます。
こういう場合はエラー
- 1: NOT NULLの列に値を挿入しなかった場合
NOT NULL
が指定されている列は空欄にできませんので、値の挿入が必須になります。- 2: 列数と挿入する値の数が一致していない場合
- 列数が5あるのに、値が4しかないとクエリを実行できません。
ただし、列にNOT NULL
を指定していなければ空白にすることもできます。
その際はNULL
が登録されます。 - 3: 列に指定している型と、挿入する値の型が一致していない場合
INT型
の列に文字列を挿入、VARCHAR型
の列に挿入する文字列に''
をつけないなど、
型と挿入する値が一致していないとクエリの実行ができません。