UPDATE文
はじめに
UPDATE文は、SQLのなかでもデータ操作言語と呼ばれ、データベース内のデータを変更、更新する命令です。
UPDATE文を使用することによって、すでに登録したデータの変更を行うことができます。
Step1: 概念を知る
- UPDATE文
- テーブル内のデータを変更する際に用います。
UPDATE "テーブル名" SET "列名" = 値
Step2: 使い方を知る
では、さっそくテーブル内のデータを変更してみましょう。
解説
UPDATE
を宣言し、テーブル名person
をつけます。- UPDATE文は
SET
の宣言も必要ですのでセットで覚えましょう。 - 変更したい値が属する、カラム名、値を列挙します。
- 変更したい行が決まっている場合は
WHERE句
で指定します。
実行して構文にエラーがなければテーブル内のデータが変更されます。
これで、データに変更があってもテーブルを新しくすることができます。
さて、解説の4番目が太字になっていますが、ここが大事です!
UPDATE文は、WHERE句
を指定しなかった場合、
テーブル内にある行すべてに対して変更命令を出します。
つまりこういうことです。
すべてのデータが同一に変更されました。
元々すべてのデータを同一に変更したい場合はこれでいいですが、
ケースとしては少ないと思いますので、
WHERE句
を指定するクセをつけましょう。
本番データ(お客さんが実際に使用するデータ)を稼働中に誤って全更新。
なんてあってはいけませんので!