章ごとにチェックテストがありますので、レビューをして合格しましたら次の章を開放します。
❗️カリキュラムを進める上での注意点❗️
最初のうちはわからないことがたくさん出てくると思います。すぐに分かる人に聞きたくなる気持ちも分かります。
ですが、プログラミングにおいて一番自分のスキルが伸びるのは、
「分からないことを自分で調べて、自分なりに対応した時」
だと思っています。
1. 一旦整理
いきなり助けてくださいとだけ言われて、すぐ解決法を提示出来る人なんていません。
まずは、自分の疑問を整理しましょう。
1. 最終的にどうなって欲しいのか(目的)
・どうなって欲しいのか、ゴールが分からないと答えられませんし、そもそもプログラムが書けないと思います。2. 自分はどういう処理を書いたのか(手段)
・少なくとも、 自分が書いたプログラムなら、それが何をしているのかぐらいは説明出来てくださいね(後述)3. 何がうまくいかないのか
・「このエラーが何やっても消えないんです!」とか、「こうなって欲しいのにこうなるんです。。」など。4. 自分なりに何を試してみたのか
・「◯◯やったけどダメだった」「XXやったけどそれもダメだった」があって、
初めて「じゃあ△△してみたら?」「ここ、▲▲じゃなくて◇◇では?」と提示が出来ます。
・先述の通り、ここで試行錯誤することがスキルアップのチャンスです。
・何も試してないは論外です。
整理してみるだけで解決策が出てくることもありますし、自分が何を訊きたいのかも明確になるので、結構大切ですここ。
2.それでもダメな時、そこで初めて誰かに訊こう
とはいえ、試行錯誤に1時間、2時間と掛けるのもどうかというものです。
ここまで来ると3時間、4時間と掛けたって絶対解決しません。
「万策尽きたー!」と叫びそうになる前に、 ここで誰かに訊いてみましょう。
20~30分悩んで一向に進展無しなら、それはすぐ誰かに訊くべきです。
訊くことは悪いことではありません。 思考停止するな、という話です。
3. コピペはやめましょう
ネットに全部載ってるじゃん!コピペ!
ちょっと待ってください。
必ず、 どうして上手く動いているのか を考えるようにしてください。
それを考えることで「こう書けばこう動く」という経験が積まれます。
「とりあえずコピペ= その経験を捨てる 」ことに他なりません。
ちゃんと分かっていれば話は別ですが、その時は次のことにも気を付けてください。
4. コピペではなく書き写しましょう
先述の通り、どうして上手く動いているのか考える限り、何も分からない時に参考例をコピペすること自体は悪いことではありません。
ただその時は、コピーして貼り付け!ではなく、 自分で手を動かして、実際に同じように書き移すクセを付けて欲しいです。
実際に手を動かしただけスキルは上がります。
5. 自分で書いたプログラムは説明出来るようにしましょう
最後に超重要なこと書きます。
自分で書いたプログラムは、必ず自分で説明が出来るようにしてください。
1行たりとも、説明の出来ないコードがあってはいけません。
ここではこういう処理がされている。ここは◯◯したいからこういう書き方にした。この変数の意味はXX etc……
…というのが理想的ではあるのですが、全部とは言わずとも出来る限り説明出来るようにしてください。
どうして動いているのか分からないプログラムほど、恐ろしいものもありません。
適当に書いても、理解してなくても、実は書きさえすればプログラムってそこそこ動いちゃうものです。怖いことに。
でもそれで満足していては、成長はそこで止まってしまいます。
そしてそういう時ほど、しょうもないバグを生み出し、そしてそれが元で大事故を起こすことになります。
やったつもりにならないでください。
動くからには、必ず理由があります。
その理由を説明出来るようにしましょう。
説明?誰に?
勉強会開いちゃいましょう。
隼田か佐藤に声かけてくれればいくらでも会社で勉強会開いてもらって構いません。
カリキュラムをこなせば確かに知識がついた気になります。
ですが時間が経つにつれ、やったきりにしてしまうとせっかく覚えたものでも忘れてしまうという現象が起きます。
情報共有のできる環境があるのがY&Iの良い部分でもあるので是非活用してください。
勉強会など、人に1から10まで説明できれば、
逆説的になぜ動かないのかも分かると思います。
おわりに
うだうだといろんなことを書いてしまいましたが、少しでも皆様の勉強のお役に立てるならと一筆した次第です。
自分で思った通りのことを何でも出来るのがプログラミングの醍醐味です。
少しでもプログラミングが楽しい、そう思えたら幸いです。
※これから使うY&Iの研修資料は社外秘のものです。
本社または自宅などで学習し、出向先など社外の方に見られてしまうような場所では控えましょう。