セル操作
Excelではセルに文字や数字やいろいろな情報を入力していきます。
入力したいセルにカーソルを合わせて、適当にキーボードを叩いてみてください。
hogehoge
文字が入力されたらOKです。
次は数式を入力してみましょう。
同じように空白のセルにカーソルを合わせて、
以下の数式を入力してみてください。
=1+1
セルに2と表示されたらOKです。
このようにセルには文字や数式など
数多くの情報を入力することができます。
書式設定
セルには文字や数式などを入力できると上記で説明しましたが、
他にもできることがあります。
セルを選択した状態でコンテキストメニューを開き、
「セルの書式設定」を押してみましょう。
この画面では選択したセルに関する書式設定ができます。
タブ一つ一つでできることを以下で説明します。
【表示形式】
セルの表示形式を変更します。例えば、「通貨」に変更した上でセルに
1000
と入力してみてください。
¥1,000
と表示されたらOKです。
他に日付や文字列など表示させたい形式で表示させることができます。
【配置】
ここでは文字の配置位置を横詰めや上下詰め、
セルの結合や折り返し表示など設定ができます。
【フォント】
ここではセルに入力される文字のフォントを設定できます。
フォントタイプやサイズ、太字や下線など、フォントに対する設定ができます。
【罫線】
ここではセルの罫線を設定できます。
プリセットを使っても構わないですし、自分で罫線を引くこともできます。
【パターン】
ここではセルの背景色を設定できます。
既定のパレット内の色を使ったり、自分で作成した色を使ったり、
または色だけではなく背景パターン(ストライプやボーダーやドットなど)を設定することができます。
【保護】
ここでは選択しているセルの保護(他の人が変更できないようにする)設定ができます。
図の挿入
リボンメニューから「挿入」 >「図形」を選択してみてください。
上の画像のように図形のサンプルがいくつか出てきたと思います。
赤枠の楕円を選択してみましょう。
選択できたらワークシート上で適当な位置でドラッグしてみてください。
図形が描ければOKです。
図形ではセルと同じように文字を入力したり、書式設定をすることができます。
(数式は入れられません)
またここでは図形だけではなく、画像も挿入することができます。
覚えておきましょう。
校閲
リボンメニューで「校閲」を選択してみてください。
ここでは文書のスペルチェックなど校正をしてくれるのですが、
それ以外でよく使う機能があります。
* シート/ブックの保護
* ブックの共有
【シート/ブックの保護】
サーバー上など自分以外の人が編集できる状態にあるExcelファイルに対して他の人がアクセスした際に
安易に変更ができないようにシート/ブック単位でパスワードを設定することができます。
一度パスワードを設定すると保護を解除しない限り、
設定した本人であってもパスワードが求められます。
必要なメンバーしか見せたくない、編集させたくないファイルがある際は必須です。
【ブックの共有】
ブック共有はサーバー上など自分以外の人が編集できる状態にあるExcelファイルに対して
同時編集を許可する/しないを設定するものです。
同時編集をしたい場合はチェックボックスにチェックをしてください。
ただブックを共有すると一部の機能が使えなくなりますので気をつけて下さい。
同時にアクセスすると画像の赤い箇所にユーザー名が表示され、
緑色の箇所にアクセス時間が表示されます。
上の画像の「(排他)」はブックを共有してないため他の人のアクセスを受け付けないという意味の表記です。
この状態で他の人がアクセスすると「読み取り専用」でファイルを開くことになります。